代表取締役・所長 吉川 忠寛略歴

 このたび、株式会社防災都市計画研究所代表取締役所長に就任いたしました吉川忠寛でございます。

 1995年の阪神・淡路大震災後4年間、立命館大学の震災復興研究プロジェクトで調査研究を経験した後、東京での防災対策に関わりたいと一念発起し、上京して以来、都市計画事務所を経て、防災都市計画研究所に入所し、現在に至ります。

 「災害現場で遭遇した様々な人間行動や社会活動の知見をいかに計画・技術に生かせるか」を念頭に置き、これまで、密集市街地での防災まちづくり、国・自治体レベルでの事前復興、避難行動・避難所生活などのシナリオ型応急対策、災害時要援護者支援対策、自治体・企業の危機管理対策等に取り組んでまいりました。

 今後とも、1970年の設立以来、防災シンクタンク&コンサルタントのパイオニアとして築いてきた先達の研究姿勢、実務ノウハウを踏襲しながらも、「人間・社会と計画・技術の融合」を目指した防災対策の研究実践を少しずつ開拓してまいりたいと考えております。
 今後とも皆様の変わらぬご支援、ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

2008年5月吉日